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キャラクターシート2

 

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『第2章』

僕を含めた4人の中で、さっきの議論でどれだけのやつが真面目に脱出方法について考えていたのだろうか。少なくとも、僕は脱出についてなんて微塵も考えていなかった。ずっとこの胸に残るしこりを、『慎一への怒り』の正体を探っていたが、あの時間だけではそれを突き止めることはできなかった。でも、手掛かりはあった。沙織と愛衣が見つけた装置についてだ。その装置で、記憶を見たと言っていた。その詳細までは話さなかったが、それでこの怒りの正体を知れるかもしれない。そう思った僕は、踵を返した。向かう先は、さっきまでいたメインルームだ。

 

・1回目の移動時間

僕はメインルームの装置の前にいる。目的は、さっき沙織と愛衣が入ったとされる黒い電話ボックスのようなもの。そのまま入ろうとしたところ、一瞬物音が聞こえた。扉の開くような音だったので、周囲を見渡したが誰もいなかった。悪いことをしているわけではないけど、みんながゴールとなる部屋を探しているかもしれない時に、僕だけここにいるところを見られたら、変に怪しまれるかもしれない。さっきの気のせいだったと再確認しつつ、僕は黒いボックスへと入った。

【ボックス内】

僕は孤児院で育った。親の顔は知らない。ただ、碌な親じゃないことは先生たちの話を盗み聞きして知った。ギャンブルや酒に狂い、日常的に暴力を振るう環境で育ち、保護された時の僕は酷く憔悴していたらしい。でも、今僕は毎日が楽しい。それは何故か、毎日を楽しくしてくれる人がいるから。一人ぼっちの僕なんかに構ってくれる女の子。名前は、由紀。毎日外で他の男の子と一緒に遊ぶほど活発な女の子。だけど、今は僕と一緒に自由時間に読書するのが日課だ。面白い本があれば勧めてくれるし、僕の本の感想も聞いてくれる。そんな由紀が、僕は小さい時から大好きだった。

高校卒業の年、僕が孤児院から出て行くと言ったら、先生たちに反対された。僕と同い年の子は、由紀以外みんな独り立ちしている。なのに、僕にはまだ居てもいいからと言ってくる。僕は恥ずかしい思いでいっぱいだった。この孤児院にいるのは、僕よりもずっと年下の子たちばかり。それに僕がいるからと言って、由紀も残っている。由紀にも恥ずかしい思いをさせている、それが何より一番情けない気持ちになった。

夜になって、由紀が脱走しようと提案してきた。僕はその言葉に乗って、脱走した。行く当ても、頼れる人もいないことなど気にもせず。結局、僕は世の中を甘く見ていた。助けてくれる人もいない状況で、由紀がバイトで貯めたお金を使って転々とする毎日。それも長くは続かなかった。お金がなくて、泊まる場所もなくて、二人で公園のベンチに座っていた。その時だった。黒服の男に話しかけられ、大金を受け取る代わりにあるイベントに参加してほしいと言われたのは。今思えば、明らかに怪しかったけど、その時の僕たちは二人で明日を生きることだけを考えていた。だから、黒服の話に乗ってしまった。

過酷な雪山を脱出するというイベント。メンバーは僕を含めた5人で、もちろんそこに由紀もいる。二人で脱出して、貰ったお金でマンションにでも住もうと話していた矢先、事態は思わぬ方向へと進んだ。5人の中の一人、障害を患っていた人が殺されていた。誰がやったのか、そんなことを考えている時、一人の男が推理を始めた。そいつは、あろうことか由紀を犯人だと言った。僕はもちろん反論したが、すぐにねじ伏せられ、誰もそいつの推理に言い返すことはできなくなっていた。そして、犯人が由紀だと決定した時、由紀は一言「ごめんね」とだけ言って、用意されていた銃の引き金は引かれ、由紀は死んだ。由紀を殺したのは、推理をした男だった。

僕は生涯忘れることはないだろう。由紀を犯人と決めつけ、その手で由紀を殺めた『慎一』という男の名を。いつか必ず、お前に復讐してやると、心に誓った。

・2回目の移動時間

18年分の人生を追体験した気分だったが、時刻はまだボックスに入ってから30分しか経っていなかった。自分の怒りを理解できた僕は、早速行動に出ようと自分の部屋に戻ろうとした。だけど、気になるところがあった。主に二つ。一つは、部屋にそれぞれトランプのマークが刻まれていること。これは議論で誰も触れていないため、気づいていないのだろう。もう一つは、車椅子の人物が入った部屋が少し開いていたことだ。

部屋を開けると、そこは僕たちの部屋と変わりはない。ただ、違うとすれば、バリアフリーの昇降機が備わっていることだ。その先に車椅子の人物がいるのか気になり、昇降機のスイッチを押す。すると、その先には扉があり、ブレイクアウトルーム『二-2』と英語で表記されていた。扉を開けると、先ほどまでいたメインルームと全く同じ作りになっている。中央には装置があり、僕が開いた扉の他に4つの扉がある。部屋の様子を観察していると、車椅子の人物がいるのが目に止まる。まるで隙だらけですよと言わんばかりの様子が気になり、その人物に近づこうと部屋に入ろうとした時、装置にはカメラがついていることを思い出した。慌てて、元いた場所に戻り、扉を閉じた。制限時間が2時間と言っていたため、脱出口を探していなくてはあれがもし、死んだ時にアリバイがない。そう思いつつ、僕は急いでみんなの部屋を周り、使えそうな物がないかを探した。理由は『慎一』を犯人にするためだ。あいつは『由紀』を犯人でもないのに殺した。なら、僕にも同じことが出来るはずだ。あいつが犯人であるという偽装ができるような物がないか探すと、『慎一』の部屋に脱いで置かれた上着と、自動小銃を発見した。『慎一』の持ち物であるなら使えるだろうと思い、それを持って、自分の部屋へと戻った。

・3回目の移動時間(移動先:二-5)『初期地点:一-5』

【移動先の他選択肢:全方位1部屋分】

部屋に辿り着き、用意されたタブレットでサイコロを振った。結果は、『一-5』となり、僕は部屋にあったサバイバルナイフと、慎一の部屋から拝借した上着と自動小銃を持って、部屋の奥にあるワープ装置の役目を担った魔法陣の上に乗った。到着した時、ちょうど第3回目の先行捜索タイムが終了するというアナウンスがあり、僕は魔法陣の上に乗って、とりあえず適当に移動した。移動した先は『二-5』。この3回目はルールを確認するため

に使おう思った。わかったことは、僕の移動方法は1部屋分しか動けない代わりに、どこでも自由な方向に行けるということ。今の『二-5』から、次の移動の時間で行ける部屋は『一-4』『一-5』『一-6』『二-4』『二-6』『三-4』『三-5』『三-6』と最大8箇所から選べるようだ。そして、捜索時間に開かれる上下左右の1部屋というのは、スクリーンに表示されたマップを上から見た時にわかりやすいように書かれたものらしい。僕の場合、今いるのは『二-5』だから、捜索範囲は『一-5』『二-4』『二-6』『三-5』が自由行動できる範囲で、時間になった時には移動先だった場所『二-5』に戻らないといけないというルールのようだ。それがわかった段階で時間が経過していたようで、4回目の移動時間が始まろうとしていた。

・4回目の移動時間(移動先:三-4)

【移動先の他選択肢:全方位1部屋分】ルールで書いているのは見たが、初めての先行捜索タイムの待機時間である5分間を無為に過ごしている。僕は1回目と2回目は参加しなかったから飛ばされたのか、あるいはまだ順番が来ていないだけなのか。どちらにしろ、今の僕には自分にいつ先行捜索タイムが来るのかはわからない。そうこうしているうちに5分が経過したようで、ワープ装置の上で次に行く場所を決める。ブレイクアウトルームが『二-2』ということはわかっているから、そこを目指そうと思

い、僕は『三-4』を選択し、移動した。

僕が『三-4』に到着した段階で上下左右の部屋の扉が開いていく中で、隣の部屋である『三-5』に人がいるのがわかった。見ると、そこには『慎一』がいた。ボックスに入ったことで僕の怒りは今ピークに近づいている。このままでは持っている自動小銃かナイフで殺してしまいたいくらいだ。だから、僕は『慎一』とは関わらないよう、彼が話しかけても無視を決め込んだ。効果はあったようで、僕の捜索範囲の部屋に入って来ようとはしなかった。心配しなくても大丈夫だ。ブレイクアウトルームには車椅子がいる。あれを殺してお前に罪を被せて殺してやるからと僕の心に語りかけた。

すると突然、銃声のような、爆発音のような、どちらとも取れる大きな音が左の方から聞こえた。左ということは恐らくブレイクアウトルームだ。他の二人のどっちかが先に殺ったのかもしれない。すると今度は停電が起こり、アナウンスが流れる。どうやら、復旧まで少し時間がかかるらしい。実際、4回目の捜索時間丸々停電だったため、この時間は流れることになったようだ。

僕はブレイクアウトルームに最初から向かう予定だが、さっきの音で『慎一』もこちら側に来るかもしれない。話しかけるのも嫌気が指すが、ここは仕方がないと、手に力込め、閉まる寸前の扉の奥にいる『慎一』に言った。「今さっきの音は、(地図の)左の方からした。僕はそっちに行ってみるから、お前はここらへんで誰か来ないか見張ってろ」と言い、扉は閉まった。これで素直に言うこと聞くかはわからないが、僕はブレイクアウトルームに向かうとしよう。

・5回目の移動時間(移動先:三-3)

【移動先の他選択肢:全方位1部屋分】5分の待機時間だと思っていると、今回は僕の番らしく移動を促された。僕はブレイクアウトルームに近づくために『三-3』を選択した。これで6回目には到着することができる。そう思って移動すると、上下左右の扉が開き、その中の1部屋にまたもや人がいた。『慎一』が付いて来たのかと警戒すると、『二-3』の部屋に『沙織』がいた。かなり震えた様子で、こちらを見ていた。すると、僕は何も言っていないのに、彼女の方から「違うの、私は何もやってないの」と

言って来た。もちろん、気にしない素振りを見せ、他の部屋に移動したが、笑いを堪えるのに必死だった。『二-3』にいたということはブレイクアウトルームに行っていたということ。つまりあの音は、『沙織』が引き起こしたもののようだ。『慎一』を追い詰めるつもりだったが、『慎一』の大事な存在である『沙織』の弱みも握ることができた。

5分が経過して、『沙織』は急いで部屋を移動して行った。どうやって殺したのかは知らないが、あんなに怯えていたんだ。死体は余程の状態なんだろうと覚悟しつつ、次が来るのを待ちつつ、僕は一応手掛かりを探した。しっかり参加していたというアピールになるからな。

・6回目の移動時間(移動先:三-2)

【移動先の他選択肢:全方位1部屋分】5分間待機した後、僕は迷いなく『三-2』を選択した。移動して来た段階で上下左右の扉は開かれるので『二-2』にあるブレイクアウトルームに辿り着いた。先行捜索タイムの5分間を与えられた人がいないかチェックをしたが、この部屋には誰もいない。いるのは倒れている車椅子に乗っていた人物。どれだけ惨たらしい状況なのかと思ったが、血も出ていないのに、既に死んでいた。『沙織』がやったのではなのかと彼女がいた『二-3』の扉の方を見ると、近くにラ

イフル銃が転がっていた。カメラはライフルによって破壊されていた。それを持って見た。さっきの銃声の原因ではないのかと思ったところで声が飛んで来た。「それはもう死んでるよ」と気づいていなかっただけで既に開かれていた『一-2』の扉の方に『愛衣』が佇んでいた。

この状況を見られて咄嗟に「違うんだ、俺じゃない」と『沙織』と似たようなことを言ってしまった。ライフル銃を持って、死体の前にいれば怪しまれるに違いない。今ここで見たことを『愛衣』が後で言ってしまった場合、僕が犯人になってしまう。それだけは避けないといけないと言い訳を考えていると、「大丈夫、私は君の味方だよ」と言って、『愛衣』は詳しく現状について教えてくれた。『愛衣』がここに辿り着いた時、この人は既に銃撃を受けて死んでいたらしい。倒れた死体を見ると、全身を包帯で包まれているが、額だけには包帯はついておらず、そこに銃痕が残っていた。血が出ていないことに突っ込みたい気持ちがあったが、知っているような口ぶりの彼女の意見を信じていいと思った。すると、そこで『愛衣』は続けて口を開いた。「誰か犯人にしたい人とかいる?」と。僕の心を読んでいるのかと思えるその発言に、僕は迷わず『慎一』の名を口にした。そして、彼の衣類や凶器なども見せた。そこで僕たちは『慎一』を犯人とするための仕掛けを始めた。もし上手くいかなくても、落ちている猟銃で撃ち抜いた『沙織』を犯人にすればいいから。残り10分とないため、凝ったことはできない。ならば、確実に『慎一』を犯人とする証拠を作るだけだ。

計画は『愛衣』が提案したものを行った。まずは『慎一』の小銃を一発天井に撃った。これは『慎一』の銃で撃ち殺したことを示すため、弾を一発消費する必要があった。そして、次に『慎一』の上着を死体に被せ、袖から手を通して、僕のナイフで死体を刺して、血を付着させる。これは返り血を演出するとともに、僕の過去の記憶とともに『慎一』が残酷な人間であることを示すためだ。この役目は、『愛衣』が買って出てくれた。死体と言えど、人を刺すのなんてごめんだ。そして、猟銃を『愛衣』に渡してどこかに隠してもらい、ナイフは僕が隠すことになった。これで現場に残ったのは、血のついた上着と、一発を消費した拳銃だけになった。

・7回目の移動時間(移動先:四-2)

【移動先の他選択肢:全方位1部屋分】

協力者である『愛衣』に後にはライフル銃を隠すよう任せ、僕も出来るだけ離れた地点でフィニッシュにしよう。それぞれがどこで8回目を終えたのかの発表があるかもしれないと考えたからだ。5分の待機時間の後、僕は『四-2』に移動して、この部屋にナイフを置いた。僕は離れたくても1部屋分しか移動できない。だからせめて少しだけでも離れたここに置いても問題はないだろう。

・8回目の移動時間(移動先:五-2)

【移動先の他選択肢:全方位1部屋分】

最後の最後も、先行捜索タイムはなかった。ルールに書かれている例の通りなら、5回目に来た僕は、本来1回目に先行捜索タイムが与えられる予定だったのかもしれない。そして、最後の移動時間であり、最後のへと向かう。場所は『五-2』。ブレイクアウトルームからそこまで離れていないが、多少離れれば問題はないだろう。『愛衣』も僕の近くの部屋にきっといるはずだから疑われるとすれば、僕一人ではないだろう。

『五-2』に移動し、上下左右の扉が開かれると、またしても人が見えた。それは僕の捜索範囲である『五-3』の奥、『五-4』の扉が開いた。隣同士でなくても、捜索範囲が被っても接触できるのかと思っていると、そこにいた何の因縁か『沙織』だった。さっきの言ったことを気にしているのか、彼女から何か話しかけて来ることはない。僕はそんなことは気にせずに、捜索を始めた。彼女がいる手前、やっていなくては怪しまれるからだ。

『五-3』を見ていると何やら怪しげな紙を見つけ、取ろうとすると、同じタイミングで『沙織』も取ろうとしていたようだ。遠慮するような素振りを見せたので、捜索部屋で見つけたんだから、二人で見ればいいと提案した。そして、そこに書かれている内容を見たときは、僕の時間は止まってしまった。そこに書かれていた『元No.41』という言葉。その番号は、最初の部屋で見つけた『由紀』の名前が書かれたファイルの番号だったから。そこで時間が来たようで、終了のアナウンスが流れる。

『全8回、2時間40分の捜索は終了となります。そこから元の部屋へと繋げるので、少々お待ちください。メインルームに戻り次第報告を行い、どこがゴールとなる部屋なのかを当ててもらうことになります』と告げられる。僕はそのアナウンスが流れてもずっと固まって、動けないでいた。

【部屋で見つけた情報】

・手掛かり「部屋のマークについて」

各々の部屋には、部屋の扉近くに名札がある。その名前の隣には、トランプのマークが刻印されていた。だが、車椅子の人物が入った部屋には、名前もマークもなかった。

『シンイチ』→♠︎

『サオリ』→♦︎

『アイ』→♥︎

『サトル』→♣︎

 

・手掛かり「車椅子の人物の部屋」

部屋の奥にはバリアフリーの昇降機が備わっており、その先にはゴールとなるブレイクアウトルームに直通で行くことできる作りとなっている。

 

・手掛かり「慎一の部屋の物品」

慎一の部屋には小銃と、脱いだ上着が置かれていたため、持ち帰った。他の部屋も周ったが、特に使えそうな物はなかった。

 

・手掛かり「悟の部屋にあった凶器」

サバイバルナイフが置かれており、添えられた紙には『これがあなたの凶器です』と記されている。

・手掛かり「ブラックボックスについて3」

『仮にメインルームのボックスで1人目が決まった場合、1人目は以降も「ブラックボックスについて1」の内容となり、2人目以降は「ブラックボックスについて2」の内容となる。だが、ブレイクアウトルームにあるのは、また別のボックスであるため、1の条件を満たすには最初に入る必要があるため、注意が必要』と意味不明なことが書かれているが、1と2はどこかにあるのだろうか。

 

・CHファイル No.45「慎一」

『前回の犯人処刑者、元No.43。Role4でありながら、犯人の動機、殺害方法、その全てを見抜いたため、彼の希望で今回も参加を容認する。躊躇なく撃ち殺したという点から、残虐性を持ち合わせていると思われる。Role1を希望したため、対となるRole2。No.46を用意した』と書かれている紙。付属している顔写真は間違いなく『慎一』の顔だった。

 

・手掛かり「『五-3』で見つけた紙」

『ブレイクアウトルームの捜索が始まるまでに、元No.41を昇降機でブレイクアウトルームまで移送しておくように』と書かれている。​

悟の行動まとめ(キャラの行動確認はこちらを参照ください)

・9×9部屋入出前

 隠し部屋には入ったが、慎一への怒りの正体を突き止めるため、記憶が見れるというブラックボックスに入る目的でメインルームへ引き返した。

 

・1回目の移動時間

 ブラックボックスに入る直前、扉が開くような音がしたが、誰もいなかったため、ブラックボックスに入り、記憶閲覧を行った。

 

・2回目の移動時間

 ブラックボックスから出ると、車椅子の人物の部屋が開いていることを確認。入ると昇降機があり、乗るとその先にはブレイクアウトルーム『二-2』と書かれた扉があった。中に入ると車椅子の人物がいたが、カメラがあるということを思い出し、引き返す。車椅子の人物が隙だらけであり、殺される可能性があるが、慎一を犯人にしたいため、みんなの部屋を周り使えるものを探す。そして、慎一の部屋から衣類と凶器を発見し、持ち帰る。隠し部屋にある、凶器として用意されたサバイバルナイフを持って、ワープ装置に乗った。初期地点となる部屋は『一-5』。

 

・3回目の移動時間

 初期地点からの移動を開始。移動先は『二-5』。移動先の候補が複数あり、自分のいる地点を中心とした8箇所から選ぶことができるようだ。

 

・4回目の移動時間

 移動先は『三-4』。『三-5』にいた慎一と遭遇。捜索中、銃声と爆発音が合わさったような音とともに停電。復旧に少々時間がかかり、4回目の捜索は行えないとのことだった。

 

・5回目の移動時間

 移動先は『三-3』。先行捜索タイムがあり、5分早く捜索を行う。待機時間中だったのか、『二-3』にいた沙織と遭遇。

・6回目の移動時間

 移動先は『三-2』。先行捜索タイムはなかった。『二-1』にいた愛衣と遭遇。車椅子の人物が死んでいることを教えられ、誰か犯人したい人はいないか、つまり犯行の偽装を提案される。慎一の名を上げ、持っていた慎一の衣類や凶器を、愛衣に提供した。そして、愛衣が計画した現場作りを始める。

 現場作り:『死体の額に銃痕があることから、それが死因だと思わせるためには弾を一発消費する必要があるため、慎一の凶器の銃を一発天井に撃つ。死因を撹乱させるため、上着に袖だけを通し、上着に血を付着させるために死体に被せ、ナイフで滅多刺しにする。これは愛衣が行った。これで銃殺と刺殺、二つの死因を作り出した』

 その後、この現場に不要なライフル銃とナイフをそれぞれ隠すことになった。

 

・7回目の移動時間

 移動先は『四-2』。先行捜索タイムはなかった。サバイバルナイフは、慎一を犯人にするためには妨げとなる物のため、この部屋『四-2』に置いて行った。

 

・8回目の移動時間

 移動先は『五-2』。先行捜索タイムはなかった。捜索範囲の扉が開いていく中、『五-4』にいた沙織と遭遇。『五-3』にて沙織と手掛かりを発見する。その内容は元No.41をブレイクアウトルームに移送というもの。No.41は由紀に宛てがわれた数字、ブレイクアウトルームにいたのは車椅子の人物。そこでアナウンスが流れ、捜索の終了が告げられる。

​悟移動まとめ

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